昔は親に連れられてお墓参りしていたけど、あの時何を考えていたのかって、
正直よく覚えていない。
周りの大人たちはみんな真剣に手を合わせているけど、子供の自分は
「何を考えたら良いんだろう? 」とぼんやり。
「あ、苔が生えてるなー」とか
「この線香の匂い好きだなー」とか
完全にお墓参りに集中してなかった気がする......。
お墓の雰囲気ってそんなに嫌いではなかったけどね。
どこか非日常的で、年に一度、親戚が集まってくる特別な感じが
少しだけ楽しかった。
でも、今は少しだけお墓参りの意味がわかるような気がする。
あの時間がただの形式ではなくて、もう少し深い意味を持つものだと感じる。
お墓参りって、亡くなった人のためにやっているんじゃなくて、
今を生きている自分たちのためにあるんじゃないかなと思う。
故人との思い出を振り返りながら、自分が本当に何をすべきなのか、
日常の中で忘れてしまっている大切なことを思い出す時間。
それに気づかせてくれる場所が、お墓なんじゃないかって。
もちろん、理想と現実の差を目の当たりにして憂鬱になったりもする。
でも、「今、こうやって気づけたのは良かったかもしれない」と思える。
まだ修正できる余地があると信じて、少しずつでも前に進むしかないよね。
神社に関しては、正直なところ初詣くらいしか行かないけど、
昔はいざ目の前にすると「さて、何を祈ろう? 」って頭が真っ白になってた。
祈りたいことはたくさんあるはずなのに、何をお願いするべきか
迷っちゃうんだよね。
でも最近は、もう少しシンプルに考えるようにしている。
【令和最新版】今年の目標はこれだ!
【最新】これを達成するための方法10選! 【最強】
みたいな?
もちろん、それが正しいやり方なのかは分からないけど、年始のタイミングで
自分の目標をしっかり頭に刻み込むにはちょうどいい機会かもしれないね。
お墓でも神社でも、結局のところ、自分を見つめ直す時間が大切なんだと思う。
それが少しでも明確になる場所があることはありがたいな~~~